しさん設計の特徴

しさん設計は大手運用会社でファンドマネージャー、アナリストといった運用の最前線で活躍してきた人材が中心となって設立されています。主に年金資金の運用に携わってきており、その顧客は機関投資家が中心でした。一方、米国に目を転じると、資産運用の最前線で活躍してきた人材が、個人投資家向けサービスを展開するために独立するケースが増えつつあります（個人向け投資顧問業者：RIAと呼ばれることがあります）。米国ではこのようなRIAが数万社存在しており、充実した金融サービスを個人向けに提供しています。もちろん、日本と米国では法体系が異なっており、全く同じサービスを提供するのは困難かも知れませんが、もっともっと個人向け金融サービスを充実させる必要はあるのではないでしょうか。

しさん設計では、機関投資家向けサービスに長年携わってきた経験を活かして、様々な投資に関する知見、経験を情報発信していきます。積立投資を通じた“時間分散”の考え方については、ある程度日本では定着してきた様に感じますが、資産運用の基本である“資産分散”の考え方、価格変動との付き合い方、等は議論や理解が十分進んでいない印象を持っています。またリーマンショック以降、株式市場が比較的堅調に推移してきたこともあり、リターンにのみ着目する向きがやや目立つ印象もあります。プロの投資家が当たり前に行っている”リスクを定量化して管理する必要性やその効果・手法”などが議論される機会が減っていることに大きな危惧を覚えます。このような点に関して、新しい視点や気付きを積極的に情報発信していきたいと考えております。